Archive for February 2008

29 February

Brianと・・・


 


 2月28日、この日はブライアン・ジョーンズのお誕生日。
 彼は'42年に生まれ、'69年の7月3日に亡くなっている。謎の死・・・
 27歳という年齢で他界したブライアンも、”forever 27”のひとり。

 私が最初にストーンズのレコードを眺めたのは12歳の時、叔母の部屋でだった。私と12歳しか年が離れていない彼女は、姉のようだった。最も若い叔母であり、'70年代初頭、英国に留学した彼女は'50年代終わりから'60年代の英米の音楽が好きだった。そんな彼女の部屋にあった初期ストーンズのレコード・ジャケットをまじまじと見ている私に、
 「ストーンズって、ビートルズと比べると皆、どこか人間離れしている顔していると思わない?」と、笑って言った。
 私は当時ビートルズが大好きになっていた。そして、
 「うん、だけど、彼が好き」と、指差したのが、ブライアン・ジョーンズ。
 すねたような顔で、金髪で、それだけで、よかった。
 モッズ・ファッションが一番洒落て見えるのも、ブライアン。ミック・ジャガーにおいては、もう、Tシャツとジーンズで十分だもの・・・若い時も、今も。

 ストーンズの中でのブライアンの立場については、色々なことが言われているが、初期ローリング・ストーンズの立役者として彼が貢献したことは大きかったのではないかとも思う。
 私はビートルズのアルバムは全てしっかり聴いているが、ストーンズのアルバムは全て持ってはいない。はっきり言えば、ストーンズ・ファンとは言えないだろう。が、好きである。
 両者の初期を比べても、やはり、ビートルズの方に軍配が上がってしまう。
 ・・・それは、言うまでもなく、どちらもブルースを取り入れた音楽性ではあるが、英国のグループがロックンロールをプレイして、それが・・・商品となる・・・ということを考えると、どうしても、ビートルズの方が戦法が上手かった・・・ということなのだろう。

 恐らく、私がブライアン・ジョーンズに対して抱いている憧れとは、'60年代の英米のムーヴメントへのオマージュである。
 ・・・外から鑑賞していると、夢の国をひっくり返したような世界・・・。
 ひとつの、ワンダー・ランドである。

 その時代の私はほんの子供であったが、周囲の空気や流れていた音楽、ファッションを大変よく記憶している。
 色彩も豊かな時代であったはずなのに、私の頭の中にある記憶の光景はモノトーンである。

 それこそ、古い映画を観ているような記憶・・・。
 この日本という国での様々なことも、同じ白黒の景色を通して、頻繁に浮かび上がるわ・・・今も。
 あの頃、家のテレビがカラーになっても、写真がカラーになっても、私の映像には白黒の部分があるの・・・確実に。
 で、'69年なんて、特に色んなことがあった時代だった・・・。


 27歳で死んでしまった英国の貴公子の面影を追いながら、微熱と戯れている今宵。

 少しは回復してきたかしら?

 したわね・・・。


 お風呂上がり、冬場はあまりつけないのだけれど、香水を。
 
 BVLGARIの”Eau Parfumee”・・・

 とても上品で強すぎない香りが自然で好き。

 外出するために、というより、家でくつろぐような気分に似合いそうな香りである。

 ・・・どこか、懐かしさを感じる、香り・・・。


 そして、今、いただいてみたいのは、ザクロ酒。

 ・・・ああ、誰かがそっと、門の脇にでも、置いていってくれないかしら・・・「修行につかってください」・・・なんていう、添え書きとともに(クスッ!)

 そうよ・・・昔、牛乳配達の人が、朝になると、ミルクの瓶を置いていってくれたように・・・。


 天井に”YES”。





03:05:28 | mom | 2 comments | TrackBacks

27 February

untitled


 


 熱のため、一日中ベッドの中に。
 薬が私には強いのか、昨日、一昨日と目眩がして熱があるにもかかわらず、躯の一部が冷たくなる。貧血と同じ症状。
 私はどうやら、低血糖症・・・らしく、糖分が足りなくなると貧血を起こすようである。

 ところで、ひたすら眠ろうとする。
 こういう場合でなければ、ありえない、くらい、眠ることに専念する。
 眠ってばかりなので、すぐに目が醒めてしまう。
 が、その、小出しに眠っている間に、様々な夢を見ている。
 夢をみることにさえ、疲れる。
 不思議な夢、とか、懐かしい夢・・・とか、もう、そんな可愛いことを言いたくなくなるくらい、私の理解や許しを越えたところの不可解な短編小説のごとき勝手に湧き出す発想をくり返していると、夢もいい加減、飽きてくる。
 恐らく、私の意識の底で普段は眠っているものが、このような時に、ここぞとばかり、現れて、何とも私自身に教訓や指示を与えている・・・と、結論するのは容易いが、不満である。
 だいたい、具合の悪い時に、心地よい夢など、見たためしがないのである。
 夢を判断することは嫌いではないが、幾つも幾つも見ていると、「ふふん!」と言って、そんなものを一笑してしまいたくなる。

 夢見がちとはいえ、こういう時の私はとても現実的になる。
 肉体を守ったり、回復させなければならない場合、夢など、大きなお世話となる。
 勿体ぶったストーリー、何故あの人が登場したのかしら・・・そんなことを人に考えさせるなら、休ませて!
 深い眠りが欲しいだけ。

 たったひとつだけ、印象に残っている夢のひとつを思ってみるなら、そこには、水があった。
 時計、引き出し、そして、小銭がどういうわけか散らばっているところへ、水がやってくる。
 コインが流れていく。
 私は、喉が渇いていた。
 これは、強い薬のせい。
 結局、実際の私の躯だけが、真実を私に伝えているわ・・・。


 やがて今の時刻になる。
 夜更けになるにつれ、外は風が強くなり雨音も強く。
 
 嵐の夜は、眠れない。
 眠れないなら、目覚めたまま、夢を見よう。


 そうして思ったことが・・・


 深長であるにもかかわらず、非常に大胆に。
 願う最高の魅力は、これ。

 
 微熱程度になったかしら?


 微熱なら、ゆるすわ。


 喉の渇きは、もう、いや。




02:37:14 | mom | 2 comments | TrackBacks

26 February

2月25日



 


 今日はジョージ・ハリソンのお誕生日。
 生きていたら65歳。
 私が65歳になるまで、あと、何年?
 
 happy birthday George.
 it is a season of the Pisces(...and i am Pisces, too).
 image the signs of the "Zodiac";
 ...Aphrodite and Eros...
 and cheers your beautiful legend.


 昨夜少し元気になったのに、今夜からまた再び発熱。
 
 何だか、夢千代日記みたいになっちゃって・・・。

 夢千代日記といえば、”あんちゃん”。
 ”あんちゃん”は、あがたさん。

 
 My sweet lord...


 天井には、”YES"。





02:11:04 | mom | No comments | TrackBacks

22 February

37.7度は魚座の微熱


 


 2月22日。
 5年前のこの日、愛らしい猫のミリンダが目の前から消えてしまった日。
 魚座の季節でもある。

 ええ、私は魚座・・・今は、私の時期・・・。
 魚座・・・

 ・・・V字型の二尾の魚の姿が象徴しているが、この二尾は、愛の女神アフロディテ(=ヴィーナス)とエロス(=キューピッド)が怪物に襲われそうになり、海に飛び込んだ時、離ればなれにならないために、リボンでしっかりお互いを結びつけたことが謂われだとか。

 この魚座生まれは、精神と肉体のふたつのシンボルを共有するらしく、非常に神聖な心で生きているかと思うと、或る時には非常にErosに対して敏感になることもあるらしい。

 何も12で人間を分けて考える必要はないけれど、私は確かにそれらのシンボルを目にすると、自分に思い当たる節があることを実感する。
 
 聖なるものに憧れる反面、エピキュリアンであるかもしれない。
 優しい反面、時に魔女のように薄笑いを浮かべることも、ある・・・。
 直感的であり、その直感力は良くも悪くも見事に的中することもあるわ・・・。
 気紛れではあるが、暖かく誰かを包みたい・・・そう、自分が包まれるより、人を包みたい・・・抱きしめたい・・・。

 魚というだけのことがあって、私は確かに水が好きである。
 今、暮らす家も、水と緑が近くにある場所を、わざわざ選んだのである。

 そうして、水に入ることもよいが・・・
 樹を抱きしめることも、よくあるわ・・・お散歩していて、誰も見ていないな・・・と感じた時など、樹木に近づいて、そっと抱きしめる。


 ところで、今日は朝からずっと熱があることを知っていたのだけれど、気にせず暮らしていた。
 ふん! 微熱でしょう・・・と、よくあることと決めつけていたのだけれど、夕刻になると予想以上に辛く感じるので、漸く体温を計ってみた。

 37.7度。

 これは、微熱なのかしら?

 私の精神的な意識では、この体温は、微熱。
 でも、私の肉体が示すには、微熱では、ないみたい。
 ふと指で触れてみれば、唇は熱い。 
 その指先も、熱い。 
 ・・・子供の頃、熱を出すと父がよく私の唇に触れて、その体温の度合いを調べた。
 聖少女・・・の自分になろうとする。
 水をいただこうとグラスに唇を押し付けると冷たくて気持ちよい。
 

 包んだり抱きしめたりすることが好きな私であるが・・・
 こうして、熱を出し、誰かに包んで欲しい時、ひとりぼっちだったりする。


 水の中に、潜りたいくらい。
 私の躯は今、ひどく火照ってきて、いっそのこと、燃えてしまいたい。


 ああ・・・熱の原因は、私の裡に存在するあなた・・・Eros・・・の、せいかもしれないわ・・・。
 聖なる女神が無邪気に熱を静めようとしているのに、昨日の晩あたりから私を熱くしている、あなた。

 あなたは、そうやって易々と私の中に居座り、時々私を困らせる。

 あなたは、私を水の中に飛び込ませるために、時々意地悪な顔で視えないリボンを放り投げてみせる。


 そのくせ、あなたはいつも私の内側に潜んでいるから、私を包んだり抱きしめたりは、しないのだわ!


 37,7度は、ほんの微熱。


 私を燃やしたいなら、私の外側から、私を抱きなさい!




23:02:02 | mom | No comments | TrackBacks

21 February

all day long...


 

i was good sleep last night.
and i was a feeling which is in a dream all day long...today.
because spring is coming soon?
i want to play in my world tomorrow...
hope you, too...

...yes...sure...living in a material world.
but we have a sensibility of a poet.



03:49:45 | mom | No comments | TrackBacks