Archive for April 2008

29 April

"The Lady of Shalott"



 


 ここのところ、ゆっくり読書する時間が持てなかった。
 仕方がないのだが、そう思うと、無性に読書したくなる。
 
 そこで久しぶりに手にしたのは、夏目漱石。

 『薤露行』・・・が読みたくなる。

 これはクレティアン・ド・トロワやトーマス・マロリー(Sir Thomas Malory)のアーサー王物語やテニソンの『シャロットの姫』をモチーフ(漱石先生御本人はモチーフなどという言葉を好むかどうかわからないが)にした作品である。
 様々に語り伝えられてきた伝説の物語であるが、『シャロットの姫』は、王アーサーの家臣である"湖の騎士=ランスロット"と”グィネヴィア”の悲恋である。

 上記のpicはその『シャロットの女』と題された、ラファエロ前派の画家、John William Waterhouseの作品。


 ところで、今日もまだ微熱っぽい。
 それでいて、体温低めであることも昨日と変わらない。

 が、数日前に綴った『黄金の階段(The Golden Stairs)』のことを振り返れば、この微熱と体温低めという歪さは、悪いとも言えないのである。
 この私の裡の温度差・・・もっと、浪漫に扱いましょう。
 

 『The Golden Stairs』から、『The Lady of Shalott』・・・そして、『薤露行』。

 
 別ページには、英文で綴った、"The Golden Stairs"。
 今宵は、このページにアップしましょうか。



 on a gloomy day...i compare the life to something...
 like a crystal,
 it's not discolored in time,
 cool and feverish thing...


 for get it on,
 ...madly in love,
 or lost in love...
 if i feel like very much,
 could be concentrate on it tightly.
 i wait for such a moment.
 ...waiting for something to turn up.


 simply ahead,
 face to the upward,
 not close my eyes.
 not to ask the fascination.


 because it's hiding inside of me.
 turn on...turn my heart on...


 then...i sight again...
 as like falling in love at first sight.
 i watch that...



 Golden Stairs.



 nothing is compared to this beauty.

 just i believe...

 fragments of a crystal are beginning to flow in my veins.


 and i'll feel it more precisely tomorrow.


 tonight..."YES"...on the sky.



 ・・・私をよく知らない方は、この勝手に自分の世界を浮遊しているような文章を読まれて、さぞかし、何だろう、と、訝しく感じられるかもしれない。

 が、ここはひとまず、植物を相手にしていると思ってやって・・・。

 
 例えば、今は、時計草・・・外国名Passion flower・・・。


 枕元には、『薤露行』。

 
 おやすみなさい。






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28 April

blue arietta



 


 体温低めなトーンなのに、微熱がある。 
 違う空間にて、よろめいている。

 片方の足だけが泉の中に入っていて、私はその真ん中に重心を保ちながら、低いのか高いのかわからない温度。
 こういう時は、放棄が一番なのではないか。
 放棄でないなら、私の両足の下が割れればいい。
 泉と地面を繋いでいる箇所が亀裂をみせはじめれば、私はどちらに躯を移動させるか即座に判断するだろう。

 
 しかし、ここで、もうひとつ、方法があることに気づく。
 それは、空を飛ぶこと。
 それは幼い子供が大地震を想像した時、如何にすれば生き残ることが出来るかを思い浮かべるくらい、容易いこと。


 空を飛ぶ、鳥になったら、いい。
 あっけらかんと、何を言う?

 

 ああ、これも、月曜のせい・・・か?


 とにかく、この微熱と痛みを何とかしなくては。


 女とは、blueである。
 それは、隠れたり、隠したりしない色。
 女が隠れることができる色とは、白しかない。

 男は黒により隠されるわ。
 では、男とは、何色か?

 そんなことは、永遠に知らないことにした方が、愉しいだろう。



 ・・・美しい花時計は、過ぎない時刻を歌うために、忍び足でまた歩み始めるだろう・・・

                                    ~Andre Breton~   


 こんなに美しい言葉を語る存在が、男性だなんて。



 夜、外は静か。


 そっと戸外に出てみれば、緑が萌える匂いが上質な葉巻の香りのように絡まってきた。


 体温低めな感情にもかかわらず、躯は微熱。


 夜の気温は低いにもかかわらず、植物は燃える息を休まず吐いている。


 微笑して、家に入る。


 火山のようになれればいいのに、と、思いながら。






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27 April

Opheliaによるオフィーリアの干渉



 


 負け戦を恐れるようなものは、一生、何処にも勝利を見いだす事無く終わるのだろうな・・・。

 そんなことを右側の脳の片隅で考えながら、私事を運んでいる日々。

 鑑賞しながら干渉す。
 ここには、自由がある。
 が、だからこそ、孤独でもある。

 自分で自分に干渉することはなかなか面白い。

 ・・・ここで、感傷は禁物。

 今は騎士か素浪人になった気持ちでいればいい。
 そういうやり方、好みでしょう?
 hey, Risa!
 hey, Ophelia!

 感傷は、後々に、とっておくのが、よろしいだろう。


 最小公約数。

 しぼることは、広げること以上に、厄介である。

 
 が、


 タロット、今日、私に予言してくれたカードは、『力=Strength』。

 速やかに、信じることにする。

 
 ・・・この女は獅子の口を押さえ込んでいる・・・

 ・・・この女の頭の上には、無限大の印ともいえる象徴が描かれている・・・

 古き時代、錬金術やカードの世界では、"力"とは、女性の存在を差したとも言われている。

 
 そのようなことを想えば、


 何とか、なるだろう。


 そして、今宵はステキなお便りがあった。


 love comes to everyone...


 Risa x





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26 April

昨晩のテーブル



 


 夕刻に...x


 PEACE & LOVE



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25 April

meaning of expectation



 



but i expectant of you.
everytime as i dream and sleep deep time.



 



...to enjoy "the fascinated soul"...








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