Archive for September 2009

24 September

awesome..."some happy day"



 some happy day

 9.22-Risa-39-66

 9.22-withMr.Ota-66

 
 9月22日、Lonesomestringsの5番目のアルバム、"Some Happy Day"のレコ発ライヴ、ゲストは中村まりさん。
 夕刻、私はその会場である吉祥寺に向かう。

 私が最寄り駅から利用する西武の線は、遊園地帰りの家族連れが目立ち、また、隣に座っている韓国人の若者二人、そして向かいに座っている鼻の高い欧米人の男性と日本人の奥様という、恐らく還暦は越えたであろうご夫婦のそれぞれの読書する光景が、この21世紀の"Silver-week"の在り方をひとつ添えてくれているようでもあった。この欧米系の男性はそれほど背は高くないが、英文のノベルを読み、奥方の日本人女性は逆に彼とあまり変わらぬ背丈でほっそりしていて文庫本を読んでいた。JRの駅で一緒に下車したのだが、彼の歩く速度はとても早く、日本人の奥様は彼について行く様子で乗り換え口に進んで行った。このご夫婦、服装は質素だが、大変品が良い。夫は紀伊国屋のバッグを無造作に持っているのだが、その中には食品が入れられているわけではない。日本に在留している欧米人の男性にはこの紀伊国屋のバッグを普通に手にして持ち歩いている人が少なくないが、それが妙に似合っているのが面白い。

 中央線は混雑していて、それは山梨県から乗車した人たちが多かったので電車が少し遅れていたことも理由だったようだが、確かに、電車内は登山帰りらしい人たちも目立ち、何か、懐かしい雰囲気だった。

 吉祥寺に着いた私はとても喉が渇いていた。ここのところ、あまり体調がすぐれないのだが、この日は気持ちが解放されていて、サウンドチェックを終えたロンサムの面々と共にいつものお蕎麦屋に入る。
 その後、Risaはイスラム教徒となるのである・・・これ、即ち、信仰ではなく、「お酒を呑まない」・・・という意味なのですわ・・・実際のRisaはイスラム教徒ではありません。

 マンダラ2は、たくさんのお客さんで賑わった。私は売り子さんの役柄もあったので、入り口付近から音だけを聴いていることがほとんどだったが、ロンサムストリングスの演奏は出だしから素晴しく、思わず・・・sigh・・・。
 何度も耳にしてきたとは言え、その晩のイスラム教徒の私には、彼らのエキセントリックな音楽は、awesomeであり、彼らが日本人であるかどうかなど問題ではなく、彼らの音楽から伝わる言葉・・・詩に、心を遊ばせていた。
 二部からは途中、中村まりさんが参加されるのだが、彼女は英語で歌う。その綺麗な発音と、彼女の内面に存在する情景を心地よく鑑賞していた私は、こんなことを実感した・・・

 人の想像力の源とは、育つ経過においての環境と風景が生じさせるものなのだ。

 まりさんとの共演を終えた後のロンサムの楽曲、"カンデラ”の音は久しぶりに凄まじく、私のいる入り口付近の壁を振動させていた。
 2006年秋のここマンダラ2での"カンデラ”も溺れそうになるような演奏力だったが、あれから3年が経とうとしている今日、それはまた少しずつ変貌しながら21世紀を生きている。"sick rose"な私には、かなりheavyであり、この曲が演奏されている頃、タイミング悪く空腹になったおかげで、実に消耗しながら聴いていた。
 
 渇きの後は、餓え、なのだ。


 が、イスラム教徒のRisaは、渇きも餓えも、祈りで克服するのである。

 
 この晩、ライヴに遊びにいらしたviolin-playerの太田さんともお話する。
 氏がこの私の著書"YES"を読んでくださり、それを興味深く鑑賞してくださったことに感謝いたします。
 ・・・はい、太田さん・・・私には、いくつもの<顔>があるのです・・・これは本当にフィクションなのだろうか・・・と、思っていただき、ありがとうございます・・・作品の真実とは、作者だけが知っていて、その心中たるや、<善人>であるだけでは解決できない事も、多々、ございます・・・そうして、美しくあること・・・はい、私は、女です・・・。


 ブルーのモンデオ2世は、深夜の道を快適に走った。
 ハンドルを握るのは私、回教徒のストイックな役を演じた後、再び元気を取り戻していた。
 助手席のチェリーは、「腹、減った」。

 ステーキを食べて、帰宅する。
 ここで、漸く煩悩娘、或いは、不良修道女の役を取り戻す私だった。


 明け方、眠りにつく。
 調子に乗ったな。


 そのせいか、翌23日の夕刻まで、フラフラしていた。
 ・・・あのステーキのタンパク質、どこへいったのか?
 お夕食は生野菜とチキン&マッシュルームのグラタン。その時、少しだけ食べ残したので、今、この時刻、残ったものを食べながらこれを綴っている。


 お肉もグラタンも栄養だが、誰にでもある"some happy day"こそ、美味しい夢。


 そう、願って。


 PEACE & LOVE


 pic1: 菅野一成氏の素敵なデザインが心打つ"Some Happy Day"のCDジャケット(細部に渡り、描く! 描く! 描く! これが、アーティスト! そして中身を開いてからも更に行き届いたお仕事をなさっておられるのですよ! 注文の多いギタリストはさぞや菅野氏を悩ませたことでしょう...sorry...)

 pic2: peace...from Risa

 pic3: with Mr.Ota(exotics violin-player)


 
 ..* Risa *¨




04:00:23 | mom | No comments | TrackBacks

22 September

something better



 he walks along singing his favorite song
 picking up magic that grows at his feet
 she says his fame has peculiar ways
 dreaming the fortune on everyone's street

 say have you heard the whiskey's the rage
 i'll send you a joke in the morning
 but isn't it sad to live in a cage
 you know there's got to be something better

 as they go by don't look with eagle's eyes
 smile on the jailers until they get weak
 nothing can compare with something that's almost there
 the dark madness that all of us seek




 今日の私が身につける石は、オパール。

 
 佳き一日でありますように。



 ..* Risa *¨




13:13:16 | mom | No comments | TrackBacks

17 September

stay



 Risa says "YES"...
 and she takes aim with her virtuous "Browning" to realize certain dream
 stay with me my shadow, so i can be more wise
 we kept being annoyed by intellect and some pride after all
 we will be free at all
 stop the unnecessary things
 not alone
 just here, i am...


 LOVE & LIGHT


 ..* Risa *¨



03:47:16 | mom | No comments | TrackBacks

15 September

weekend & prudence



 9-10-Risa1-no.2


 9-10-Risa2-no.2



 この週末はチェリーもツアーに出かけ、私も独り、車で遠出などしていたのだが、どの日の日没も、如何にも勿体ぶった様子で暮れていく姿が良い。
 気がつけば外は暗闇、という秋の深まりを目の前に、この9月の・・・mid-septemberの夕空は、例え雨が降ろうとも粘り強いものだ。

 私のブルーのモンデオの走りは爽快で、久しぶりにハイウェイを独りで走る気分は、ちょっとしたロマン・・・いや、素浪人・・・だ。

 普段、家の中ではこんな音量では聴かないくらいの大音量で音楽を聴く。
 ハイウェイには、歩行者も踏切も、ないのである。
 だからして、耳を少しばかり、我が物にすることが可能なのだ。
 前を観て進み、ルーム・ミラー越しに後方を観てアクセルの塩梅を時に調節し、ドア・ミラーを観て追い越し、その時、吹き上がるエンジンの音は、音楽によってかき消されているが、足先の振動で解る。
 これがオートマティックでなければ、もっとゾクッとする瞬間なのだが、と、今でもマニュアル車を運転していた昔を懐かしむ。
 つまり、自分の手を使いながら、足で踏むクラッチでギアを入れ替えるあの感触が、欲しくなることがあるのだろう。
 いや、安全運転である。
 この安全運転というのは、単にスピードを出さないなどという野暮ではなく、周囲に気を配ることができる、という意味の安全である。


 ・・・まだ沈まない、まだ、沈まない・・・

 と、連呼するように囁きながら、私は私のアジトで今日まで過ごした。
 少し太りたいので、好きなものをたくさん食べた。


 そこで私は、或ることを、ひとつの射程圏内にしながら未来を見ようと決めた。
 それがいつのことになるかは、知らないが。

 しかし、ありえるような気がする。

 何故なら、タロット、「世界」のカードが、ここのところ、二度、続けて、現れたのですもの。
 ええ、私のブローニングは仕事をしたいと足踏みしている。
 この「世界」のカードによって、私は昨夜見た夢を訂正することができるわ・・・よろしい、上手くいくでしょう。
 世界は自由よ。


 クシャミをすると、「i can!」
 と叫んでいるような気がするのは、それこそ、気のせいかしら?


 だけど、どうしてもっと人並みに、そして生活感溢れる人間的な日常を見せつけられるように、真面目に生きられないのかしらね?

 crack, baby crack!

 それは、幸い、私が、真の孤独者ではないという証しなのかもしれないが。


 だからこそ、クールにあれよ!


 クシャミ、ひとつ。


 i can......


 picは先日9.10のleteでの様子。


 sick rose sang.
 but it was nice peaceful play.
 i looked up at the white ceiling and imagined the word "YES".




 Photobucket
 『YES』桜井李早:著/MARU書房

 著書『YES』の通販のお知らせです。
 お値段は1500円+送料手数料200円です。
 御注文は、お名前、発送先、部数をお書き添えのうえこちらまで。

 御注文くださった方のプライバシーは、当然、厳守させていただきます。


 ..* Risa *¨




02:54:04 | mom | No comments | TrackBacks

09 September

さて



 明日、9月10日、下北沢leteにて、ライヴをさせていただきます。

 出演 桜井芳樹(g)&桜井李早(vo)
 会場 20:00
 開演 20:30
 前売 2500 yen
 当日 2800 yen

 お問い合わせ、ご予約は、lete まで、よろしくお願いいたします。


 this is fairy Risa to my dear friend
 i'm stepping through the door
 and i think my spirit will reach out to your heart...


 PEACE & LOVE


 ..* Risa *¨





23:42:34 | mom | No comments | TrackBacks