Archive for 29 January 2009

29 January

蒼い目とラベンダーの香り



 ハートランドを飲みながら、「ここまでの部分、これで本当にいいだろうか?」と、自問しながら過ごす苦い夜、それは昨夜のことである。
 頭の中を、水銀が流れているのではないかと錯覚するような、それでいて、躯はひどく疲れている。酔わない、酔えない。
 遅く、半ば投げ捨てるように、ベッドにもぐり込んだ。

 ここに、文章らしいものを綴りたいと思っているが、昨今、佳境にある私の作業である、文章らしいものは、そちらに注ぎ込むとして、しかし、気楽に綴るつもりなら、上げておこうか、このような夢日記を。


「Risa, when i am busy, even i don't try to write a letter to somebody」
 蒼い目の彼が現れて、私に言った。
「why do you talk about such a thing?」と、私は彼に訊ねた。
 彼は口元にアルカイックな微笑を浮かべながらしばらく無言であったが、言葉をつづけた。
「'cause i know you have some personalities as like me」
「yes...may thought certainly...i am......」
「right Risa, and it's good to see you」
「let me say to you, just only one, it's a point of you」
「lotsa love, take warm」
「be kind of yourself」
「will prescience comes true?」
「i hope too」


 


 picはジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの作品『ナイアス』。
 このナイアスとは、神話の中に登場する水の精であり、その水を植物や大地に与える豊穣の象徴と言われている。そして彼女は誰かの夢の中に現れては、相手の心を悩ませるという。
 昼間は水の中に潜っているという妖精ナイアス。
 ナイアスは女だが、私の夢に現れたのは蒼い目の男性である。
 
 私も近頃は部屋の中に籠りながら静かに思考している。
 今度は、私が彼の夢に登場してやるというわけである。

 何故か、白い霧の中にスッと浮かんだ蒼い目の彼の愛すべき表情と、そこで交わされた言葉が鮮明に残っている。
 言葉とは、自国語でなくとも、意識の中に記録されるものなのだと、朝の珈琲を入れながら思った。


 明日はかなり、行けるだろう。
 そんなことを思いながら、今宵はラベンダーのお湯に浸かる。
 そのせいだろうか?
 解れる。
 いよいよ、今月一杯で、解放される、私の"point"である。


 God bless.......x





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