チキンカレーでちょっと果てながら

　気分転換には料理が最適と、チキンカレーを作る。
　
　marvelous!

　このレシピは母のものを参考にした。彼女が仕事=料理教室で打ち出したレシピである。
　それを元に、私流に遣ってみたのだが、これが私の人生の中で作ったインド風チキンカレーの中でも、最も美味しく出来た。

　18時頃、打ち合わせで吉祥寺に向かうチェリーが食して出かける。
　私はそれから更にこのカレーを煮込んだ末、いただく。
　美味。

　その後、うつ伏せ寝にして、しばし、果てる。
　果てながら、夢をみながら、私は思っている。

　・・・今宵は暖かいのね・・・と。

　だが、この夜が暖かいのではない。
　チキンカレー、香辛料、のおかげで、躯の内側からポカポカしていたのだろう。


　このチキンカレーのレシピ、順を追ってここに綴りたいが、ちょっとオネムになったので、また後日綴ることが出来たら・・・ね。


　だけど、一言。
　チキンを炒めて焼き色が着いた頃、カレー粉(SBの赤缶でよいかと)をまぶした後、200gのプレーン・ヨーグルトをかけること、それを別のお鍋で予め炒めておいた荒みじん切りのタマネギと擦りおろしたニンニク、生姜、ニンジンに合流させ、スープ(私はマギーブイヨンを数個入れた)を流し込むという段取りで仕上げに向かうことが、特徴というか、美味しく仕上げるコツらしい。
　ヨーグルトを炒めたチキンとあえることで、チキンを崩さないで乳化させることができるらしい。これは、母のレシピに添え書きしてあったこと。・・・なるほど・・・。

　
　深夜帰宅したチェリーは、再びこのカレーを夜食にしていた。
　時間の経過により、素材の全てがより混ざり合い、香りも消えず、苦みも無く、ステキだ。
　私もちょっと、食べてしまう。


　擦りおろし、刻み、煮込み・・・

　日々の料理、ほぼ絶やす事の出来ない私の日課。
　もはや、これは、25年以上、当たり前。
　
　だから、エプロンなどせず、キッチンに立つことの方が多いRisaであるが、今日は、9年ほど前ハンガリーを歩いた時に購入した民族調のエプロンなどして、立った。


　明日は、土曜日なの？


　晴れであれば、洗濯を。


　そして、少し、道草したい。