Archive for 17 March 2009
17 March
ちょっと嬉しいので
そう、ちょっと、嬉しい・・・の。
先日のダイアリーには綴らなかったのだが、吉祥寺スターパインズカフェでの湯川潮音&ロンサムストリングスのライヴの夜、私の著書『YES』を手に取ったり、買ってくださった方があった。
そのことは、私の予想以上のことであり、とても嬉しいこと・・・買ってくださった方々に、心から感謝いたします。
そして、今日も通販の支度など整えてpageにアップさせていただいたのだが、早くも注文してくださった方もあり、ステキなスタートとなりました。
ありがとうございます。
さて、今宵、チェリーは某所にてギター指導のお仕事があったのだが、そこに通ってくださる方からこのようなことをうかがったという・・・
「今日、会社で『YES』を読んでいたら、カッコイイ本読んでるねって言われた」
・・・そう・・・この本は、目立つかもしれないわ、確実に。それは・・・
実に、ジャケット・デザインについては、ほぼ19世紀末英国の趣向を漂わせるものに仕立て上げていただいたのだが、これは西洋アンティークの世界に精通していらっしゃる方なら一目で喜んでいただける装丁だと、確信させていただいている私である。装丁デザインをして下さったN女史は、自らアンティーク・ショップを営んでおられる方であり、私とは、その辺りの趣味が日頃から非常に合致しており、ガッチリ仕組んだとさせていただきたいのだわ・・・
・・・音楽をたくさん知る方ならば、スティーヴ・マリオット(LOVE!)とピーター・フランプトンの在籍した"Humble Pie"の一枚のレコード・ジャケットを想い出してほしい・・・あの目隠しをした女性が、球体(地球だろう)の上に座り、一本しか弦の張られていない竪琴を持つ絵を・・・このジャケットは、英国のビクトリア時代(19世紀)の画家、ジョージ・フレデリック・ワッツの絵画なのであるが、英国/西洋の'60年代後期のムーヴメントの一面には、ビクトリア朝の華やかさと頽廃、そして、そこから生じる自由の精神に感化された風(かぜ)があったのである。
私にとっての「古え」とは、百年以上昔も、40年前も、さして変わらないらしい。
漱石は私の隣人である。
しかし、私は21世紀に生きる者。
時に妖精のようにフワフワと振る舞ったり、ヴァンプのように場面場面で演技するが、結局は、今を生きているだけなのである。
今を生きる人は、膨大な過去をいくらでも愉しむことができる。
それが過去だけとなると、肩落ちだが・・・
私のような馬鹿者がそこに踏み込もうとすると、その失われた時は、永遠の魔法に取り憑かれるという具合なのである。
living into deep eternity......
天井に、”YES"。
著書『YES』の通販のお知らせです。
お値段は1500円+送料手数料200円です。
御注文はこちらまで。
御注文くださった方の個人情報は、当然、厳守させていただきます。
ここ数日、空気の中で、私と手を繋いでくださった方々に感謝をこめて・・・
空気のような蒼を感じるRisa x
02:29:06 |
mom |
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